仮設資材ガイダンス
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- 枠組足場の施工方法と注意事項
(梁枠を設置する枠組足場の強度に関する参考例)
枠 組 説 明 図 (図の積載荷重は便宜上kgで表示) 建 枠 の 種 類
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梁枠等の組立て、 使用上の注意の説明図[2]
足 場 の 強 度 作 業 荷 重 梁枠を支持する最下層の W1 梁枠上の積載荷重 建枠に架かる荷重 P A の範囲 ) ( 図中□ W2 一般部の積載荷重 W1 9800 N (1000 kg) 4900 N ① 部材荷重 ② 作業荷重
(923 kg) (750 kg)
1700
( 24.15m) 14 層
1700
1725
2層
1700
1700
( 24.15m) 14 層
1700
3層
1700
1700
( 24.15m) 14 層
1700
W2
3層
1700
◆ 建枠の強度について、 上表の荷重計算は枠組の種類や構成 (朝顔、 階段等の有無やネッ トフレームの使用) 等によって、 数値が変わってきますので、 実情に応じた計 算を行って下さい。 なお、 本表は一応の目安とし、 別途仮設工業会より指針が示された場合はそれに従って下さい。 ◆ 梁枠自体の強度については、 使用基準 【積載荷重 9800N (1000kg) 以下】 の範囲であれば、 仮設工業会の認定合格品を使用すれば、 安全性は確保されます。 ◆ 労働省産業安全研究所より 『梁枠を支持する建枠には、梁枠上の全荷重 (上表の①+②) の 1.05 倍の荷重が作用する。 』 とされています。 (1996 年 6 月仮設工業 会発行の仮設機材マンスリー No.141号の掲載) これを上表の荷重 P に加算した場合でも計算上OKとなります。
項 目 開口部 2 ス パンの 場 合 の 例 開口部 3 ス パンの 場 合 の 例 開口部 4 ス パンの 場 合 の 例
9050 N 7350 N
簡 易 枠
一般部 W2 メッシュシート
W2
開口部 W1
A □ 250 250 250
一般部 W2
W2
914
(250kg×2層同時)
① + ② = 16400 N < 34300 N (1673 kg) (3500 kg) 簡易枠の許容強度以内であるからOK ① 部材荷重 ② 作業荷重
(1227 kg) (870 kg)
W2
W1
9800 N (1000 kg) 7250 N
12000 N
標 準 枠
8530 N
W2
250 W2
W2
1219
(370kg×2層同時)
① + ② = 20600 N < 42600 N (2097 kg) (4350 kg) 標準枠の許容強度以内であるからOK ① 部材荷重 ② 作業荷重
(1390 kg) (1000 kg)
P
W1
(1000 kg)
9800 N
13600 N
標 準 枠
9800 N
1829
3658
W2
610
(500kg×2層同時)
9800 N
① + ② = 23400 N < 42600 N (2390 kg) (4350 kg) 標準枠の許容強度以内であるからOK ① 部材荷重 ② 作業荷重
(1254 kg) (750 kg)
A □ 150 200 300 W2 150 200 W2 W2 W2
W1
(1000 kg)
9800 N
12300 N
簡 易 枠 標 準 枠
7350 N
W2
914
(250kg×2層同時)
4900 N
① + ② = 19700 N < 34300 N (2004 kg) (3500 kg) 簡易枠の許容強度以内であるからOK ① 部材荷重 ② 作業荷重
(1664 kg) (870 kg)
W1
9800 N (1000 kg) 7250 N
16300 N
8530 N
W2
1219
(370kg×2層同時)
① + ② = 24900 N < 42600 N (2534 kg) (4350 kg) 標準枠の許容強度以内であるからOK ① 部材荷重 ② 作業荷重
(1882 kg) (1000 kg)
P
W1
9800 N (1000 kg) 9800 N
18500 N
標 準 枠
9800 N
1829
5487
W2
610
(500kg×2層同時)
① + ② = 28300 N < 42600 N (2882 kg) (4350 kg) 標準枠の許容強度以内であるからOK ① 部材荷重 ② 作業荷重
(1560 kg) (750 kg)
A □ 200 150 150 W2 100 100 300 W2 W2
W1
9800 N (1000 kg) 4900 N
15300 N
簡 易 枠 標 準 枠
7350 N
W2
914
(250kg×2層同時)
① + ② = 22700 N < 34300 N (2310 kg) (3500 kg) 簡易枠の許容強度以内であるからOK ① 部材荷重 ② 作業荷重
(2068 kg) (870 kg)
W1
(1000 kg)
9800 N
20300 N 8530 N
W2
1219
(370kg×2層同時)
7250 N
① + ② = 28800 N < 42600 N (2938 kg) (4350 kg) 標準枠の許容強度以内であるからOK ① 部材荷重 ② 作業荷重
(2339 kg) (1000 kg)
P
W1
(1000 kg)
9800 N
22900 N 9800 N
標 準 枠
1829
7316
W2
(500kg×2層同時)
9800 N
① + ② = 32700 N < 42600 N (3339 kg) (4350 kg) 標準枠の許容強度以内であるからOK
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