仮設資材ガイダンス
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- クサビ足場の施工基準と注意事項
中 高 層
高さ45m以下のビル工事等に適用されます。 組立て及び解体は、 原則として、 くさび緊結式足場用先行手すりを使用した手すり先行工法で 行うこと。 足場は本足場 (二側足場) にて施工して下さい。 支柱の間隔は、 桁行方向1.85m以下、 梁間方向1.5m以下として下さい。 支柱のジョイント部は抜止めを施して下さい。 足場の脚部には、 敷板または敷盤を使用して下さい。 根がらみは、 桁行方向、 梁間方向それぞれに設置して下さい。 地上第一の踏板は、 GLより2m以下に設けて下さい。 踏板の幅は原則40cm以上になるようにして下さい。 手すりは作業床からの高さが、 概ね90cmの位置に設置し、 中さん等を設置して下さい。 専用斜材の場合、 全層全スパンに渡って、 6層6スパン以下毎に交差2方向に設置して下さい。 足場用鋼管を使用する場合、 全層全スパンに渡って、 8層8スパン毎に交差2方向に設置して下 さい。 くさび緊結式足場用先行手すり (X種) の場合は、 全層全スパンに設置して下さい。 物体の落下防止措置として、 「幅木」 「メッシュシート」 「防網」 の設置等が必要です。 垂直方向5.0m以下、 水平方向5.5m以下の間隔で取り付けて下さい。 足場の最大積載荷重は、 次表の値以下、 かつ同時積載は2層までとして下さい。 1 層 1 スパン当り 同一層連続スパン載荷 同一層連続スパン以外の載荷 250 kg 400 kg
定
義
支
柱
脚 踏 手 す
部 板 り
筋
交
落 下 防 止 壁 つ な ぎ 積 載 荷 重
梁枠で構成された開口部上方の足場の全積載荷重は、 800kg以下とすること。
低 層
定 筋 義 交
軒の高さ10m未満の工事に適用されます。
中高層に記載された基準と異なる箇所を記載します。
全層全スパンに渡って、 概ね45° の傾きで設けて下さい。 足場の最大積載荷重は、 次表の値以下、 かつ同時積載は2層までとして下さい。 1スパン (全層合計) 200 kg 1構面当り 400 kg
積 載 荷 重
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