仮設資材ガイダンス
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- 強力サポート (CH 型)
4. 付属部品
(1) 補助支柱:強力サポートの最大長が不足する場合は継足し用の 1 補助支柱を使用します。固定ボルトはW ×40ℓのボルト・ナッ 2 ト ・座金 4 本にて行います。 (2) 専用クランプ:水平つなぎ、筋違等を設けて支保工を安定させ る場合の専用クランプです。つなぎ材はφ48.6鋼管とします。
●補助サポート
φ82.6 9t φ14
1018 (CHD‑10型) 14.3kg 1818 (CHD‑18型) 23.3kg
直交クランプ 単管 自在クランプ 単管
●専用クランプの種類
種 類 直 交 自 在 直 交 自 在 上柱用 下柱用 型 式 CF‑8248 CU‑8248 CF‑1148 CU‑1148 単重 (kg) 1.0 1.2
(3) 腹起し用受金:山止め支保工の切ばりとして強力サポートを使 用する場合の取付用受金です。
受金 W 1/2 皿ボルト ・ ナッ ト 上柱パイプ 300 矢板 腹起し
受金 (CHR‑2414) 切ばり (サポート) 200
受金 (CHR‑1814)
5. 強力サポートの使用長と許容強度
6. 強力サポート・使用上の注意
(1) 許容荷重は、両端が剛で平押しの場合ですが、 使用時には根がらみ、首がらみ等のつなぎを設 けて下さい。 (2) 使用長が 6 mを超える場合は、補助支柱または サポート2 本繋ぎとなりますので、水平繋ぎで 振れ止めを設けて下さい。なお、強力サポート は 3 本以上の繋ぎは行わないで下さい。 (3) 強力サポートを 2 本繋ぎとした場合の許容強度 は、次のようになります。 (左表参照) ①縦使い (鉛直力支持) の場合は、実験結果に より、単体時の強度の90%で使用して下さい。 ②横使い (水平力支持) の場合は、自重による 横曲がりが生じますので、単体、2 本繋ぎ 共、それぞれ鉛直使用時の70%〜50%で使 用して下さい。 (4) 使用時には、鎖ピンを必ず十文字に 2 本共、 セッ トして下さい。また、ピンは正規のものを使用 し、確実に差し込んで下さい。 (5) 下柱の止めボルトは、部分交換等の修理を行う 時以外は、ゆるめないで下さい。 運搬等の取扱い中に、下柱の台板の穴に指を入 (6) れないで下さい。 (図参照)
下柱 上柱
単体の鉛直強度
140 130 120 110 100 90 80 70 60 50 40 30 10 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
15 14 13 12
単体の水平強度
2本繋ぎの鉛直強度 2本繋ぎの水平強度
11 10 9 8 7 6 5 4 3 1
( kN) 20
2 ( ton)
強力サポート使用長(m)
⑤
①
② ③
④
【表の見方】使用長をマークし (○印) 真上に線を引いて、条件に合った性能線とぶつかった点 (●印) の⬅ kN (⇨ ton) の強度を見る。 (安全を考慮して、やや低めに見る) ① CH50型サポートを単体で4.2mの高さで、立てて使用する時の強度は ……………約120kN (約12.3ton) ② CH40型と補助サポートを繋いで、5.3mの高さで、立てて使用する時の強度は……約80kN (約 8.2ton) ③ CH60型サポートを単体で 5.8mの長さで、横使いする時の強度は …………………約52kN (約 5.4ton) ④ CH40型とCH50型を 2 本繋いで、8.9mの長さで、横使いする時の強度は ………… 約12kN (約 1.3ton) ⑤ サポートの使用長が 1.2m以下は特注品となります。 (ただし最小寸法は550mmまで)
危険 ! !
160 □
120
許 容 強 度
許 容 強 度
64
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