仮設資材ガイダンス
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- セーフティータワー
●セーフティータワーの特長
(内部昇降型 ローリングタワー)
( 1 ) 標準部材のみで 『労働安全衛生法』等関係法令に対応可能と しま した。 ( 2 ) 昇降設備を足場の内部に設置した構造であ り、且つ、階段部、建枠部に手摺(高さ100cm) を設置してあ り ますから、一般型に比 べて非常に安全に昇降でき ます。 ( 3 ) 開口枠 (昇降出入口専用枠) を一段目に配し、従来品に比べ、階段昇降時の容易さ且つ、安全性を確保しま した。よ って、片手に 荷物を持ったま ま昇降でき ます。また、階段の上部は十分な空間があ り ます。 ( 4 ) 足場の各段に階段の踊り場と して設置している踏板は、組立、解体の足掛かり と しても役立ち大変便利です。 ( 5 ) 最上階の作業床は広く 、作業性に富んでいます。作業床の出入りは、はね上げ方式となってお り、安全な階段通路と同時に開口部 の無い安全な作業床を容易に確保でき ます。 ( 6 ) 最上部手摺の高さを下げて (折り畳み 移動時当る 方式)移動できるため、梁のある建屋 手摺枠折り畳み状態 内での移動も容易とな り ます。 梁 梁 ( 7 )ジャ ッ キ付き車輪はφ150を標準と してお り ますが、 ご希望によ り φ200もセッ トでき ます。 ( 8 ) 構成部材は、軽量でかつ充分な強度 を持ち、組 立、解 体、移 動が容 易に 行なえます。 ( 9 ) 各主要部材は、全て溶解亜鉛メ ッキを 施してあり ますので、耐 久 性に優れて 従来型 セーフティータワー います。
●セーフティータワー基準及び使用上の注意事項
( 1 ) 基 準 1)組立て高さの基準及び、積載荷重の基準は一般型のローリ ングタワーと同様です。 (73頁参照) ( 2 ) 使用上の注意事項 1) 移動時の最上部手摺枠折り畳み範囲は、躯体梁下とセーフティ ータ ワー最先端部の ラ ッ プ長さが 400mm以内に して下さい。 (下図参照)
手摺枠折り畳み状態 セーフティータワー (50) 躯体梁 ラップ長さ 400 躯体梁
セーフティータワー
2) 回転踏板フ レーム と回転踏板は、セッ ト した ま まの状態で取扱った場合には抜け落ちる 危険があるため、セッ ト しての取扱いは厳 禁といたします。 3 )組 立 及び 解 体 等の詳 細は、別 途 取 扱 説 明書を参照して下さい。 4 )その他の使 用 上のご 注 意は、一 般 型の ローリ ング タ ワーと同様です。 (73頁参照)
回転踏板 フレーム
回転踏板
危険・NG !
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